一週間の暮らし
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こんにちは、SORAの久保と申します。
今回は一昨年の夏に訪れたタイについて書こうと思います。
リフレッシュ休暇を利用し、観光もそこそこに一週間ほどバンコク周辺を散歩したりご飯を食べたり、ホテルで寝たりして過ごしていました。
なんと言っても、強く惹かれるのはタイの街並み。 近代的なオフィスビルが多く立ち並ぶシーロム地区を
中心に行動していましたが、一歩路地に入るとどこかで見たことのあるような光景が広がっていて、外国に
いるのになぜか落ち着きを覚えます。
ここは日本人街です。 日本語とタイ語が入り混じる不思議な空間です。
1日が24時間なのはタイでも当然のことですが、昼夜問わず暑い気候と独特の雰囲気のせいか、時間が進むのがとてもゆっくりであるように錯覚します。 朝起きて屋台で朝ご飯を食べ、お寺まで散歩し、屋台で果物を食べ、夜まで徘徊する・・・文字通りのスローライフを送っていました。
街灯が黄色いこともあってか、夜でも風景に暖かみを感じます。 夜の散歩中、丸々と太ったネズミが堂々と目の前を横切っていき、のんびりとした国はネズミにも余裕があるのだと感心しました。
余裕があるのはネズミだけではありません。
バンコクから少し離れたアユタヤ県に、世界遺産にも登録されている遺跡群があります。 特に有名な木の根に取り込まれた仏像の頭はどこかで写真を見かけた方もいるのではないでしょうか。
ワット・マハタートは世界遺産のはずですが、野良犬が観光客に目もくれず、せっせと芝生に穴を掘って
いたり、寝転んだりしていました。
動物にも寛容な雰囲気が心地よく、お寺よりも野良犬を眺めていた時間が長かったように記憶して
います。
遺跡群は穏やかながらどこか物哀しい風景が印象的な場所でしたので、ぜひ現地でご覧ください。
バンコクとアユタヤの中間にあった魚市場と、エビの塩焼きです。 口に入れた全てのものが美味しかったです。
日本では見られない美しい風景を見に行くのが海外旅行の醍醐味と思いますが、日本での生活や仕事のことは一旦全部忘れて、のんびり暮らすことができるのも海外旅行ならでは良さだと思います。
一年後どころか明日どうなるのか分からないような情勢が続きますが、一日でも早くまたタイの暮らしを
満喫しに行きたいものです。