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あなたの知らない防災の世界

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こんにちは。営業部の橋本です。

 

私事ですが、昨年 防災士 の資格を取得しました。 パチパチパチ👏👏👏

取得したから何か特別なことができる!ということはないのですが、災害の事を真剣に勉強する機会になり、自分や家族を守る「自助」、地域防災計画策定といった地域住民との「共助」、行政の復旧・復興支援「公助」について学び知ることができました。

 

今回は、災害・防災について少しビックリ(;゚Д゚)したことを、つらつらと書いてみます。

 

【地震】

1995年117日に発生した阪神・淡路大震災から今年で30年。

昨年の元旦には能登半島地震、つい先日には宮崎の日向灘でも大きな地震が発生しました。

そして、近い将来に発生すると言われているのが南海トラフ地震です。

海溝型地震と言われ、マグニチュード8以上の巨大地震となることが多く、これまでも約100年の間隔で発生しています。

前回このエリアで発生した巨大地震は1946年の昭和南海地震。

それから今年で79年目となるので、30年以内の発生確率が80%と言われています。怖いですね。

 

マグニチュードというのは地震の規模。断層破壊領域の大きさ(地震エネルギー)のことです。

ここで問題。

マグニチュードが「1」上がると、エネルギーは何倍になると思いますか?

 

・・・

 

答えは「32倍」です。

0」「1」「2」「3」「4」「5弱」「5強」「6弱」「6強」「7」の10段階で計測される震度と共に、マグニチュードも気に留めてみてください。

 

【津波】

津波の伝播スピードにも驚かされました。太平洋の平均水深4,000mの場合、津波は時速700㎞というジェット機並みの速さで広がります。逃げようがないですね。

また、津波は地震だけでなく、火山、斜面崩壊、地すべりでも発生しています。 

1998年のハリウッド映画「ディープインパクト」のように、非常に稀ですが隕石落下も原因になります。

 

【火山】

富士山はごく最近まで「死火山」「休火山」と言われていましたが、現在では「活火山」とされています。 

活火山の定義は「最近1万年間に噴火したことがあるか」です。そうすると日本領土には、いくつの活火山があると思いますか?

 

・・・

 

正解は「111」。おまけに現在も調査中の火山があるので、今後も増えるらしいです。

日本の国土面積は、地球上の陸地の400分の1にすぎないのに、地震や火山噴火のエネルギーは、地球全体の10分の1に達しています。 まさに自然災害大国ですね。

 

 

その他にも災害には「気象災害(台風・ゲリラ豪雨)」「土砂災害」「大規模火災」などがあります。

発生してからでは成す術がないのが自然災害。どれだけ事前に防災・減災に取り組めるかがカギになります。

 

冒頭に「自助」「共助」「公助」という防災対策を挙げましたが、行政も被災をしているわけですから、被災後の数日間は「自助」「共助」が大切になります。

私の住む街では、祭礼(お神輿)、お餅つき、運動会など、様々な地域活動をおこなっています。

イベント自体を楽しむことはもちろんですが、顔見知りを多く作ることも目的の一つです。

被災からの復興では、町内会の結びつきが強い地域ほど復興が早かったという調査結果もあります。

また、地元消防署(消防団)による防災訓練をおこなっている地域も多く見られるようになりました。

特にAEDを使った心肺蘇生の救急救命は体験しておくと良いと思います。

心停止後3分以内に心肺蘇生の応急処置がおこなえれば、50%の確率で生還できます。

救急車が現場に到着するまでにかかる平均時間は9分ですので・・・

と、不安を煽るような内容になってしまいましたが、まずは「自助」です。

普段からの備えをしっかりと考えてみる機会にしていただければ幸いです。

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