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物流コラム

物流代行会社の選び方【BtoBとBtoCでも違います】

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物流倉庫を検討するにあたり、

「HPとかを検索してみてもコストが明確に掲載されているHPは少ないし、判断する基準がわからないな。どうすればよいんだろう」

なんて悩まれている方は多いのではないでしょうか。

 

BtoB企業を中心に累計で300社以上の倉庫移管の立会い経験があるワタナベ流通の中の人である私が自身の経験をもとに、解説していきます。

 

いきなり本題ですが、ポイントは以下の通りです。

 

本記事の内容

・物流倉庫の選び方【絶対に外してはいけないポイント】

 (1)自社と同様の商材の取り扱いがあるか

 (2)自社商品と同じ販売方法か

 (3)教育が行き届いているか【現場社員(パート従業員)の雰囲気は良いか】

 (4)プラスアルファの提案があるか

 (5)現場は必ず見学しましょう

 

5項目なので多いように感じますが、HPでもすぐに判断出来ることが多いので、自分の会社と合わないようであれば、その段階で検討候補からはずしましょう。

 

(1)自社と同様の商材の取り扱いがあるか

 倉庫会社には必ず得意な分野と不得意な分野があります。

自社の商材と同じような商材についての取り扱いや過去の実績があるかを判断してください。

基本的には、HP上で自社と同じ商材が確認できるレベルなら、倉庫として取り扱い商材に力を入れていると言えると思いますので、合格点だと思います。

 

(2)自社商品と同じ販売方法か

例えば、同じ商品でもBtoB販売とECでは取り扱い方法が異なってきます。

ECでは「ラッピング包装」や「のし対応」は通常サービスとして用意していることも多いですが、BtoB発送のみの倉庫では対応できません。

取引を続けていく中で徐々にノウハウを蓄積していってもらうことも可能ですが、時間がかかるので覚悟が必要です。

 

(3)教育が行き届いているか【現場社員(パート従業員)の雰囲気は良いか】

物流会社では企業の規模や会社の方針も重要ですが、現場の社員さん(パート社員含む)の雰囲気は非常に重要です!

なぜなら、あなたの会社の商品を実際に取扱うのは現場社員(多くの場合はパート社員)さんだからです。

この点は会社の規模などとは関係なく、絶対に重要なポイントです。

出来れば自分の会社の商品を取り扱う可能性のある倉庫や物流センターを見学させてもらいましょう。

 

(4)プラスアルファの提案があるか

倉庫からの提案も重要なポイントです。例えば、繁忙期の対応力は、倉庫会社の状況によって大きく伸ばすことはできません。ですが、倉庫によっては、「○○という条件なら、□□の作業ならできますよ。」と提案をしてくれるかもしれません。

また、改善についてもプラスアルファの提案を随時行ってくれる倉庫会社は、良い倉庫会社と言えると思います。

 

(5)現場は必ず見学しましょう

最後に、倉庫現場は必ず見ましょう。営業マンの言葉や見積もり金額に心を動かされる気持ちはわかりますが、日々の業務運用で気になるのは、実際にやり取りする方々との連携です。

倉庫担当者とコミュニケーションがとりづらかったりすると、毎日ストレスですよね。

 

以上、倉庫会社を選定するためのポイント5点を紹介しました。

今後は、各項目についても細かく検討するポイントや確認するポイントを解説していきますのでお楽しみに。

 

おわり。

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